↑体験談4の続きです。
20歳前後のことですが、今の夫でもある彼氏もできて表では順調でした。
でも裏では過食嘔吐、デート中も過食のことばかりを考えることもありました・・
そして遂に本気でこの摂食障害を治したい!と思うようになりました。
彼氏の言葉で思う
今の夫と付き合ってから日々は充実していました。
(過食嘔吐以外は)
彼氏の前でも大食いを発揮し、裏で吐いていた私。
彼は「いっぱい食べてるあみも好き」とか「たくさん食べてるの見てて可愛い」とか・・言ってくれるのにどうして私吐いてんだろう・・辞めたい!と思うように。
少し太ってきてる時、私が「最近太り過ぎだよね~」って言うと彼は「100kgまでなら全然愛せるし、許せる」と言ってきたんです!
これを聞いて「私、太ってもいいんだ。大丈夫なんだ」って思いました。
この彼の一言が克服への第一歩だったと今になって思います。
この頃の体の状態
過食嘔吐がピークの時の体の状態ですが、見た目は太ってきたので普通でしたが、体はどんどんおかしくなってきました。
過食嘔吐に慣れた
過食嘔吐に慣れてしまって、吐きたい時にいつでも吐ける体になってしまっていました。
食べて→トイレに行くと、すぐに胃を圧迫?力を入れて吐いていました。
過食嘔吐ではない人はそんなにすぐは吐けないと思いますが、私はすぐに吐けるようになったんです。
慣れってコワイです。
歯が溶ける
吐いていると酸っぱい胃液も一緒に出てきます。
その酸で歯が少し溶けてきてました。
過食嘔吐が日常でしたが、吐くと歯が溶けるっていうのは知っていたので一応吐いたらうがいか歯磨きをしていました。
じゃあ吐くなよって話ですが、それが無理でした。
気を付けていても気付かない程度ですが、少しすきっ歯になりました。
これは治せないので今も少し隙間が空いています。後悔。
治したいって思う
体にも悪影響、お金もかかる…一生このままだと子供も産めない。
産めるだろうけどこんな状態で育てていける訳がない。
そうおもい治そう!と思いはじめます。
太ることを恐れない
こう思うことは何度かありましたが、気持ちだけでもちろんいきなりは治せません。
色々調べると過食嘔吐を治すには、まず嘔吐をやめないといけない!という事を知ります。
嘔吐するからまた食べちゃうっていう悪循環。
でも嘔吐をやめるとお腹がいっぱいの状態が続くので、次の食事の量が減らせたり、適量で満足するようになる。って。
もちろんいきなりは無理なので徐々にこの「お腹が空いたから食べる」って感覚を身につけよう!ってそう思いました。
吐かない事から始めるのである程度太るのは分かってた。
太ることを恐れない!のが自分との闘いでした。
本気で克服に向き合う
どう治すか、克服するか・・・
もうこのままでは本当に人生がダメになってしまう。
よし!!ちょっとずつでいい!
本気で治していくぞ!と決心。
この時は20歳後半ころだったと思います。
摂食障害自体、誰にも打ち明けていなかったので本当に自分一人での戦いとなります。
無理はしない・・ちょっとずつ、ちょっとずつ・・
こう思いながら克服していきました。
ここまで
本気でこのままではヤバい!と思い始めた頃でした。
体も悲鳴をあげている・・と。
ここから克服への道が開けていきます。